ガラケー向け「着うた」終了

ガラケー向けの音楽配信サービスの「着うた」と「着うたフル」が、昨年12月、サービスを終了しました。「着うた」と「着うたフル」は、いずれも音楽配信を手がけるレコチョクが運営してきたものです。「着うた」は楽曲を30秒程度にカットしたものを、「着うたフル」は楽曲全体を配信するもので、ダウンロードした楽曲は、着信音などに設定することができました。「着うた」は2002年に、「着うたフル」は2004年にスタートしましたが、レコチョクは、「音楽をめぐる環境が急激に変化し続ける時代にあって、ここを一旦の区切りと致します」と、サービス終了の理由を説明しています。なお、ダウンロードした楽曲はサービス終了後も聴くことができます。近年はスマホユーザーが増え、ガラケーユーザーは片隅に追いやられた感がありますが、2016年11月末時点で17億ダウンロードを超えたサービスが終了するというニュースは、多くの人の関心を集めました。
レコチョクによれば、最もダウンロードされたアーティストはEXILEで、以下、倖田來未、浜崎あゆみ、ORANGE RANGE、コブクロの順でした。一方、楽曲の1位はGReeeeNの「キセキ」でした。公式サイトには、アーティストと楽曲の100位までが掲載されているので、そちらをチェックすると、ガラケー時代の思い出が蘇るのではないでしょうか。

Leave a Reply