ギャラクシーS8の虹彩認証 カード会社が決済時に採用へ=韓国

ギャラクシーS8はベゼル(縁)を最小化した画面比率18.5対9のデュアルエッジディスプレーを採用しました。音声アシスタントサービスを行う仮想秘書「ビックスビー(Bixby)」や指紋・虹彩・顔認証センサーを搭載したのです。サムスン電子のフラッグシップスマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS8」と「ギャラクシーS8プラス」に虹彩認証技術が搭載されたことで、韓国のクレジットカード会社が決済時の本人認証に同技術を採用する予定であることが4月21日、分かったのです。虹彩認証による決済は、スマホアプリを通じたクレジットカード決済の際にスマホに両目を近づけるだけで済み、暗証番号の入力や指紋認証を行う必要がなくなります。サムスンカード、新韓カード、ハナカード、ウリィカード、現代カードが採用を予定しています。昨年、発火問題により発売からわずか約2か月で生産・販売が打ち切られた「ギャラクシーノート7」にも虹彩認証技術が搭載されていたのですが、ログインや照会サービス利用時以外の本人認証に同技術を採用したクレジットカード会社はなかったのです。決済時の本人認証に同技術を導入することになったのは、セキュリティー面での安全性と利便性が高いためで、暗証番号や指紋認証は盗用の恐れがあるのですが、虹彩認証は本人以外の利用が事実上不可能となるからです。

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