ビジネスにおける『ケータイ』VS『スマートフォン』

『携帯電話 (ケータイ)』とは、通話やメール、簡易的なウェブアクセスに対応した、いわゆる『ガラケー』と呼ばれる携帯電話。一方で、近年急速に普及しているのが『スマートフォン』です。個人所有の携帯電話が、『ケータイ』から『スマートフォン』にどんどんシフトしていることを考えると、ビジネスの場面においても、今後『スマートフォン』の利用が拡大していくことが想定できます。しかしながら、中小企業では大企業と比べ『スマートフォン』の導入が進んでおらず、まだまだ『ケータイ』の利用率が高いのが実態です。その理由は何なのでしょうか。ここで、『ケータイ』のメリットを考えてみましょう。まずはコストが安価であることが多いことがあげられます。また機能がシンプルなため、使いやすい。ということもあげられます。そしてスマートフォンと比較して、セキュリティ面で安心です。特に、『機能がシンプルである』ことをメリットに感じている企業は少なくないかもしれません。管理する立場から見た場合、スマートフォンのように特別なセキュリティ対策をする必要が少ない点もメリットにもなるでしょう。しかし、『機能がシンプルである』ということは『できることが限られている』という事でもあります。『ケータイ』では、会社のパソコンに送られてきたメールを閲覧するためには、転送設定をしなくてはならない場合が多くあります。その場合、転送先を誤って情報漏えいにつながる例もあったり、重い添付ファイルが付いていると転送できなかったりと、ビジネスでの利用にはあまりお勧めできません。一方、『スマートフォン』の場合には、会社がクラウドサービスを導入することで、会社のパソコンに送られてきたメールを直接見に行くことが可能な場合が多く、会社にいるのと同じ環境でメール受信ができますこのようにケータイよりもスマートフォンがこれからますますビジネスにおいて必要になっていくことでしょう。

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